れいながハネムーンについて書くブログ

飛行機はお腹のベビーへの放射線は大丈夫か

2017年03月10日
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ハネムーンに海外へ行く際には飛行機を利用するケースが大半ですが、その場合、お腹にベビーがいたりすると乗っても大丈夫か、悩む妊婦さんはとても多くいます。うっかり乗ってしまって戻ってきたら妊娠に気づいたというケースには、基本的に体調に問題がなく戻ってこれたうえで妊娠がわかったのですから、特に気にする必要はないという意見が一般的です。ただ、妊娠がわかったうえで乗る予定があると困ってしまうという人もいます。特に、新婚旅行や友達の結婚式などで海外に行く予定だと迷うところです。妊娠後期には搭乗に制限がありますが、妊娠初期は明確に控えるようなこともないようです。ただし、機内の環境は、決して妊婦さんにとって良好とはいえません。妊娠初期は体調が安定しない人も多く、万全ではない状態で搭乗すると、母体にかかるリスクはありえます。

特に離発着時に気圧や酸素濃度の低下が起こります。気圧は0.7?0.8気圧くらいです。これは富士山でいうと5合目あたりの気圧です。酸素濃度も地上の約70?80%と薄くなります。そのため、耳鳴りや頭痛が起こるなど、体調の変化が見られることも少なくありません。妊娠初期では貧血症状が出ることも多く、頭痛を強く感じやすい傾向にあります。長時間同じ姿勢で座っていると、血流が悪くなります。そしてそれが原因で血栓ができて胸部の痛みや呼吸困難を引き起こすこともないとは言い切れません。この症状をエコノミー症候群と呼びます。妊婦さんは通常の時よりも血流が悪くなりやすく、エコノミー症候群には注意が必要です。もし乗るとしても、搭乗中に足を動かすなどして対策しておきたいです。そして、妊娠初期の飛行機利用で気になるのは放射線の影響です。

地球上には常に放射線が降り注いでいて、雲などで遮られていない上空の方が量が多くなります。地上にいるよりも乗った方がより多く浴びるといわれています。実は、浴びる放射線は微小といわれていて、乗ったからといって、赤ちゃんに影響が出るとは考えにくいとされています。海外旅行などで東京とニューヨークを往復したときの被ばく量は0.2mSV程度に対し、妊娠初期の被ばくは50mSV未満であれば胎児の奇形発生率に影響しないという基準があります。基本的に影響ないと考えていいでしょう。とはいえ心配というのも妊婦さんの気持ちとしては当然です。妊娠初期は体調面でも精神面でも不安定になりがちなので、予定をずらせるのであればずらすなどして避けるようにしたほうが賢明です。安定期に予定を変更するなど対処しましょう。


 

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